調査中流出は確認されていない

東洋紡グループのアカウントの乗っ取り(2026年9月)

公式の最新の発表 2026年9月30日techtech.club の最終確認 2026年10月24日

要点

東洋紡のグループ会社、東洋紡せんいの従業員のメールアカウントが第三者に乗っ取られ、社内外の関係者に、偽のサイトへ誘うメールが約1,500件送られました。このメールを受け取った別のグループ会社、東洋紡エムシーの従業員2人も被害にあい、メールアカウントに不正にアクセスされています。個人情報などが漏れたかどうかは、会社が調べている途中です。

状態
調査中会社が原因や範囲を調べています
流出
流出は確認されていない
原因
アカウントの乗っ取り
公表した日
2026年9月25日
公式の最新の発表
2026年9月30日
techtech.club の最終確認
2026年10月24日
対象と件数
東洋紡せんいの従業員が使うメールアカウントと、東洋紡エムシーの従業員2名のメールアカウント。東洋紡せんいのアカウントから、グループの内外の関係者に約1,500件の不審なメールが送られた。漏えいの件数は記載なし

あなたが対象か

  • 2026年9月24日以降に、東洋紡せんいの従業員を送り主とする、心当たりのないメールを受け取った人
  • 東洋紡エムシーの従業員を送り主とする、心当たりのないメールを受け取った人(東洋紡エムシーのアカウントから不審なメールが送られたことは、2026年9月30日の時点で確認されていません)
  • 東洋紡せんいのアカウントから不審なメールが送られた先として、会社が確かめた外部の関係者(会社から個別に案内が届きます)

やること

東洋紡せんい・東洋紡エムシーの従業員から、心当たりのないメールを受け取った人

  1. 添付ファイルを開かない

    添付のPDFを開くと外のサイトに誘われ、メールアドレスやID、パスワードなどを入れるよう求められる作りだったため

  2. メールの本文や添付ファイルの中にあるURLを開かない

  3. メールに返信しない

  4. リンク先で、メールアドレス・ID・パスワード・認証コードなどを入れない

  5. スマートフォンなどに身に覚えのない認証の求めが出ても、承認しない

    承認すると、ほかの人のログインを通してしまうことがあるため

  6. 気をつけたうえで、そのメールを消す

不審なメールの送り先として、会社が確かめた外部の関係者

  1. 会社から個別に届く、状況の報告と注意の案内を確かめる

困ったときの問い合わせ先

東洋紡株式会社 サイバーセキュリティ担当窓口(メール:cyber_security@toyobo.jp)

何が起きたか

経緯

入り口(経路)
従業員のメールアカウントへの第三者の不正アクセス。東洋紡エムシーの従業員2名は、そのアカウントから届いた不審なメールでフィッシングの被害を受けた
会社が気づいた日
2026-09-24(東洋紡エムシーの従業員2名のアカウントは 2026-09-28)

漏れた、または漏れたおそれのある情報

そのほか
個人情報などが漏えいしたかは調べている。不正アクセスを受けたメールアカウントに保存されていた、メールや連絡先の情報などへのアクセスの記録をもとに調べている

会社の対応

2026-09-24 11時ごろ、東洋紡せんいの従業員のメールアカウントから不審なメールが送られたことを確かめた。メールにはPDFが添付され、開くと外部のサイトに誘導されて、メールアドレス・ID・パスワードなどの入力を求められる内容だった。同じ日の13時ごろ、東洋紡の情報セキュリティ部門が、そのアカウントのパスワードを変え、認証のセッションを失効させるなどして、被害の広がりを防いだ。2026-09-28 11時ごろ、東洋紡エムシーの従業員2名のアカウントへの不正アクセスを確かめ、同じ措置を取った。グループの基幹システムや業務システムへの不正アクセスは、現時点で確認されていない。東洋紡エムシーの従業員のアカウントからの不審なメールの送信は、現時点で確認されていない。二次被害の報告は、現時点で確認されていない。外部の専門機関などと連携して、原因と影響の範囲を調べている

届け出

関係機関への報告・相談を含めて対応するとしている

このページの言葉の意味

アカウントの乗っ取り
ほかの人がパスワードなどを手に入れて、本人のふりをしてメールやサービスを使うこと
フィッシング
本物そっくりの偽のサイトやメールで、IDやパスワードなどを入れさせて盗む手口
認証コード
ログインのときに、パスワードとは別にスマートフォンなどに届く、本人かを確かめるための番号
認証の求め
ログインしようとしたときに、スマートフォンなどに出る、本人の操作かを確かめる知らせ
認証のセッションを失効させる
ログインしたままになっている状態を、強制的に切ること
不正アクセス
許されていない人が、盗んだパスワードやシステムの弱いところを使って、システムに入り込むこと
二次被害
漏れた情報が悪用されて起きる、そのあとの被害(不正なログインや詐欺など)
ログ
いつ、だれが、何をしたかの記録
アカウント
サービスを使うための、その人専用の入り口(IDとパスワードなど)

これまでの経過

公式の発表と、techtech.club が確かめたこと・直したことを、新しい順に並べています。

  1. techtech.club

    公式の発表を確かめた。新しい発表は無かった

  2. techtech.club

    公式の発表を確かめた。新しい発表は無かった

  3. techtech.club

    techtech.club で掲載を始めた

  4. techtech.club

    読む人向けの解説を書いた

  5. 公式

    続報「東洋紡グループ会社従業員に対する不正アクセスに関するご報告(お詫び)」を公表

  6. 公式

    第一報「当社グループ会社メールアカウントへの不正アクセスおよび不審メール送信について(お詫び)」を公表

出典(公式発表)

  1. 第一報当社グループ会社メールアカウントへの不正アクセスおよび不審メール送信について(お詫び)公開 2026年9月25日
  2. 続報東洋紡グループ会社従業員に対する不正アクセスに関するご報告(お詫び)公開 2026年9月30日