ショップサーブの不正アクセス(2026年8月)
公式の最新の発表 2026年10月16日techtech.club の最終確認 2026年10月17日
要点
ネットショップを作って運営するためのサービス「ショップサーブ」のサーバーが不正アクセスを受け、ショップサーブを使ったネットショップの購入者や会員、店舗、アフィリエイターの情報が漏れました。漏れたのは約23,356,000人分で、名前・住所・電話番号・メールアドレスなどのほか、約2,096,900人分はカード番号の一部(先頭6桁と下4桁)と有効期限も含まれます。会社の調査は完了しており、完全なカード番号とセキュリティコードは漏れておらず、二次被害の報告は確認されていません。
- 状態
- 調査が終わった会社が最終報を出しました
- 流出
- 流出あり(会社が確認)
- 原因
- 不正アクセス
- 公表した日
- 2026年8月1日
- 公式の最新の発表
- 2026年10月16日
- techtech.club の最終確認
- 2026年10月17日
- 対象と件数
- 漏れた人は約23,356,000人(購入者・会員、店舗の運営者、アフィリエイターの合計。重複をできるだけ除いた概数)。このうち、クレジットカードの情報の一部を含む人は約2,096,900人。対象の店舗は7,858店(いま使っている店舗と、過去に使っていた店舗)
あなたが対象か
- ショップサーブを使ったネットショップで買い物をした人(漏れた購入者の情報には、配送先の情報も含まれる)
- ショップサーブを使ったネットショップの会員の人(メールマガジンの会員を含む)
- ショップサーブを使っている店舗か、過去に使っていた店舗の人(7,858店)
- ショップサーブに関わるアフィリエイトプログラムに登録している人(公式発表は、どのプログラムかを書いていない)
- 対象の人への個別の連絡は終わっている。連絡先が分からない人には、公式発表と問い合わせ窓口が案内の代わり
やること
全員
Eストアー・利用しているショップ・カード会社・金融機関を名乗るメール・SMS・電話・郵便物に気をつける
漏れた名前・住所・電話番号・メールアドレスなどを使って、会社やショップを装った連絡が来るおそれがあるため
再決済・本人確認・返金・アカウントの確認などを理由に、リンク先でカードの情報やパスワードを入れるよう求められても、応じない
Eストアーは、この件でカードの情報の入れ直しや再決済を頼まず、メールやSMSでパスワードを聞くこともないため
怪しい連絡に書かれたリンクや添付ファイルは開かず、公式サイトか正規の連絡先で事実を確かめる
怪しいサイトにカードの情報を入れてしまったときや、身に覚えのない請求があるときは、カードの裏に書かれたカード会社に連絡する
Eストアーや利用しているショップを名乗る怪しい連絡を受けたときや、この件と関係がありそうなことに気づいたときは、Eストアーの窓口に連絡する
ショップサーブのネットショップで買い物をした人・会員
メールアドレスなどをログインに使っているほかのサービスで、パスワードを、サービスごとに違う推測されにくいものに変える
漏れたメールアドレスなどを手がかりに、ほかのサービスへの不正なログインを試されるおそれがあるため
使えるサービスでは、多要素認証を使う
ショップの会員は、会員のパスワードを変える
第2報で、第三者に不正にログインされるおそれがあるとして会社が求めたため(最終報では、パスワードが特定される可能性は低いと判断している)
ショップの登録情報と注文の履歴に、身に覚えのない変更や注文がないかを確かめる
どのショップの利用で対象になったかを知りたいときは、Eストアーの窓口に聞く
ショップサーブを使っている店舗
ショップサーブの管理画面などのパスワードを変える
第2報で、セキュリティを守るために会社が店舗に求めたため(最終報の時点で、会社は認証情報のリセットなどを済ませている)
不安なときは、管理画面の二段階認証を設定する
管理画面に第三者が不正にログインするのを防ぐため
お客様から、この件の問い合わせや被害の申し出があったら、Eストアーの窓口に連絡する
困ったときの問い合わせ先
購入者・会員・アフィリエイター:株式会社Eストアー 個人情報に関するお客様ご相談窓口(問い合わせフォームか、メール support@estore.co.jp)。よくある質問と回答は、フォームの冒頭に載っている。ショップサーブを使っている店舗:Eストアーデスク(電話 03-6434-0946、平日10時〜18時。メール sp@estore.co.jp)。会社は、回答までに時間がかかっているとしている
何が起きたか
経緯
- 入り口(経路)
- サーバー上で動くアプリケーションの脆弱性
- 起きた期間
- 2026-05-21〜2026-08-01
- 会社が気づいた日
- 2026-08-01
漏れた、または漏れたおそれのある情報
- 個人情報
- 購入者(配送先を含む)の氏名・住所・電話番号・FAX番号・メールアドレス・勤務先・そのほか任意で入力した情報
- 認証情報
- 会員(メールマガジンの会員を含む)の会員IDと、暗号化したパスワード。会社は、パスワードが特定される可能性は低いと判断している
- 取引の情報
- クレジットカードの情報の一部:カードの名義・カード番号の一部(先頭6桁と下4桁)・有効期限
- 認証情報
- 店舗の、ショップサーブの管理画面のログインIDとパスワード。アフィリエイトプログラムに登録した人のメールアドレスとパスワード
- 個人情報
- コンビニの払込票に書かれた店舗の情報:販売責任者の氏名・店舗名・郵便番号・住所・電話番号・FAX番号
- そのほか
- 含まれないもの:完全なカード番号とセキュリティコード(会社が持っていない)。漏れた情報だけでは、クレジットカードで支払うことはできない。第2報で対象とした、店舗のメールシステムのIDとパスワード、FTP のIDとパスワード、会社からの振込先の口座の情報は、調査の結果、対象に含まれないと確認された
会社の対応
2026-08-01 に攻撃元からの通信を遮断し、遮断の後はアクセスできないことを確かめた。それ以降は攻撃が成り立っていないことも確かめた。悪用された脆弱性を直し、影響の範囲を点検し、認証情報のリセットなどをした。外部の専門機関のフォレンジック調査は完了し、確定した経路のほかからの侵入や、バックドアなどの不正なプログラムの設置は無かったと確かめた。対象の購入者・店舗・アフィリエイターへの個別の連絡は終えた(連絡先が分からない人には、発表と問い合わせ窓口が案内の代わり)。再発防止として、残っている脅威の調査、アプリケーションとサーバーの脆弱性の診断と直し、管理画面などの認証の強化(二要素認証や二段階認証を含む)をした。二次被害の報告は確認されていない。外部の専門機関の調査で、ダークウェブへの流出も確認されていない。関係会社のサービスは別の環境で動いていて、攻撃の対象に含まれず、情報は漏れていない
届け出
個人情報保護委員会と関東総合通信局へ報告書を出した。所轄の警察署へ相談などをしている
このページの言葉の意味
- 不正アクセス
- 許可のない人が、他人のシステムに入り込むこと
- サーバー
- サービスのデータを保管したり動かしたりしている、会社のコンピューター
- アフィリエイター
- 自分のサイトなどで商品を紹介し、売れた分に応じて報酬を受け取る人
- セキュリティコード
- クレジットカードの裏などに書かれた3桁か4桁の番号。ネットの買い物で、カードを持っている本人かを確かめるのに使う
- 再決済
- 支払いを、もう一度やり直すこと
- 多要素認証
- パスワードのほかに、スマートフォンに届く番号なども使って、本人かを確かめる仕組み
- 二段階認証
- ログインのとき、パスワードのあとにもう1回、別の方法で本人かを確かめる仕組み
- 管理画面
- 店舗の運営者が、ネットショップの設定や注文を管理するための画面
- SMS
- 携帯電話の番号あてに送られる、短いメッセージ
- 二次被害
- 漏れた情報を使った詐欺やなりすましなど、あとから起きる被害
- 脆弱性
- システムやソフトの作りの弱いところ。攻撃の入り口に使われることがある
- 暗号化
- 決まった鍵が無いと読めない形に変えること
- ログ
- いつ、だれが、何をしたかの記録
- アカウント
- サービスを使うための、その人専用の入り口(IDとパスワードなど)
- 個人情報保護委員会
- 個人情報の扱いについて、会社などを監督する国の機関
これまでの経過
公式の発表と、techtech.club が確かめたこと・直したことを、新しい順に並べています。
- techtech.club
techtech.club で掲載を始めた
- 公式
- 公式
- 公式
出典(公式発表)
- 第一報不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせについて公開 2026年8月1日
- 続報不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお知らせ(第2報)公開 2026年8月2日
- 最終報不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお知らせ(最終報)公開 2026年10月16日