ふるさとチョイスの不正アクセス(2026年10月)
公式の最新の発表 2026年10月23日techtech.club の最終確認 2026年10月24日
要点
トラストバンクが運営する「ふるさとチョイス」の会員情報に不正アクセスがあり、会員登録している寄附者の氏名・メールアドレス・住所・電話番号・ハッシュ化されたパスワード・寄附控除試算額が、4,454,097件、外に流出したことが確認されました。2026年10月23日の第2報で、このうち5名については、ポイント履歴なども流出していて、そのうち2名はクレジットカードの下4桁・名義・有効期限も流出していたことが分かりました(カードの情報だけで決済はできないとしています)。会社は10月19日から関連サービスを止めていて、10月21日からは会員に流出の有無と項目を個別のメールで順に知らせています。
- 状態
- 続報あり会社が続報を出しています
- 流出
- 流出あり(会社が確認)
- 原因
- 不正アクセス
- 公表した日
- 2026年10月20日
- 公式の最新の発表
- 2026年10月23日
- techtech.club の最終確認
- 2026年10月24日
- 対象と件数
- 「ふるさとチョイス」に会員登録している寄附者。4,454,097件。項目と件数は現時点で確認できた範囲で、今後の調査で変わる可能性がある。2026-10-23 の第2報で、このうち5名について、ポイント履歴・寄附履歴・クレジットカードの情報(下4桁・名義・有効期限)・生年月日・送付先などの項目も流出していたことが分かった
あなたが対象か
- 「ふるさとチョイス」に会員登録している寄附者
- 「ふるさとチョイス」と同じメールアドレスとパスワードの組み合わせを、ほかのサービスでも使っている人
- 「ふるさとチョイス」の会員には、2026年10月21日から順に、流出の有無と流出が確認された項目を知らせる個別のメールが届く
- 追加の項目が流出した5名には、会社が個別に連絡した(2026年10月23日の第2報)
やること
「ふるさとチョイス」に会員登録している寄附者
「ふるさとチョイス」と同じメールアドレスとパスワードの組み合わせをほかのサービスでも使っているなら、そのサービスのパスワードを変える
同じ組み合わせで、ほかのサービスに不正にログインされるのを防ぐため
会社や関係先を装った、不審なメール・SMS・電話・郵便物に気をつける
会社が、会社や関係先を装った連絡に気をつけるよう呼びかけているため
身に覚えのないメールやSMSにある、URLや添付ファイルを開かない
不審なWebサイトに、個人情報やパスワードなどを入れない
困ったときの問い合わせ先
株式会社トラストバンクの、この件の寄附者向けの問い合わせ窓口:メール toiawase@trustbank.co.jp
何が起きたか
経緯
- 入り口(経路)
- 記載なし(会社は、今回の不正アクセスで見つかった脆弱性を、外部の専門家の協力を得て詳しく調べている)
- 起きた期間
- 2026-10-17
- 会社が気づいた日
- 2026-10-19
漏れた、または漏れたおそれのある情報
- 個人情報
- 氏名・メールアドレス・住所・電話番号
- 認証情報
- ハッシュ化されたパスワード
- そのほか
- 寄附控除試算額
- 個人情報
- 2026-10-23 の第2報で追加で分かったもの:生年月日(2名)・送付先(1名)
- 取引の情報
- 2026-10-23 の第2報で追加で分かったもの:クレジットカードの情報(下4桁・名義・有効期限)(2名)。この情報は会社のシステムに保存しておらず、マイページの保存済みのカードの情報を表示するページを開くたびに、決済代行会社から取って表示する仕組み。2名の会員について、第三者がこのページにアクセスしたことが確認された。この情報だけでクレジットカードの決済はできないとしている
- そのほか
- 2026-10-23 の第2報で追加で分かったもの:ポイント履歴(5名)・寄附履歴(2名)。「住所の一部削除(県名)」とされる項目(1名。どういう情報かの説明は公式発表に無い)。追加の項目が流出したのは前回公表の対象のうち5名で、項目ごとの対象は重なっている
会社の対応
2026-10-19、ふだんと違うアクセスの傾向に気づいて確かめたところ、2026-10-17 に不正アクセスがあり、会員の個人情報が外に流出したことが分かった。被害が広がるのを防ぐため、2026-10-19 の15時50分に「ふるさとチョイス」の関連サービスを止めた。外部の専門家の協力を得て、事実関係と影響の範囲を確かめている。不正アクセスで見つかった脆弱性を詳しく調べ、セキュリティの対策・監視の体制・情報の管理の体制を強める。サービスを再開する時期は決まっておらず、安全の確認の状況を見て、決まりしだい知らせる。流出した情報の項目と件数、再発を防ぐ策などは、確定しだい知らせる。2026-10-21 から、会員に、流出の有無と流出が確認された項目を、順に個別のメールで知らせている。2026-10-20 の公表の後も詳しい調査を続け、5名について追加の項目の流出が分かり、この5名には個別に連絡した(2026-10-23 の第2報)
届け出
個人情報保護委員会へ報告した(2026-10-20)。所轄の警察署へ 2026-10-21 に被害を申告する予定としている(2026-10-20 の発表の時点)
このページの言葉の意味
- 不正アクセス
- 許可のない人が、他人のシステムに入り込むこと
- ハッシュ化
- パスワードを、元の文字に戻しにくい形に変えて保存すること
- 寄附控除試算額
- 寄附をしたときに税金から差し引ける額を、試しに計算した額
- SMS
- 携帯電話の番号あてに送られる、短いメッセージ
- 決済代行会社
- お店やサービスに代わって、クレジットカードなどの支払いの手続きをする会社
- 脆弱性
- システムやソフトの作りの弱いところ。攻撃の入り口に使われることがある
- ログ
- いつ、だれが、何をしたかの記録
- 個人情報保護委員会
- 個人情報の扱いについて、会社などを監督する国の機関
これまでの経過
公式の発表と、techtech.club が確かめたこと・直したことを、新しい順に並べています。
- techtech.club
公式の続報「不正アクセスによる寄附者様情報の外部流出に関するお詫びとお知らせ(第2報)」を反映した
- techtech.club
読む人向けの解説を直した
- 公式
- techtech.club
公式の発表を確かめた。新しい発表は無かった
- techtech.club
techtech.club で掲載を始めた
- 公式
出典(公式発表)
- 第一報不正アクセスによる寄附者様情報の外部流出に関するお詫びとお知らせ公開 2026年10月20日
- 続報不正アクセスによる寄附者様情報の外部流出に関するお詫びとお知らせ(第2報)公開 2026年10月23日