調査中流出のおそれ

i-ask の不正アクセス(2026年10月)

株式会社スカラコミュニケーションズi-ask

公式の最新の発表 2026年10月6日techtech.club の最終確認 2026年10月24日

要点

スカラコミュニケーションズのFAQシステム「i-ask」が不正アクセスを受け、i-ask を使う会社のうち、同じサーバーで動いていた会社(最大5社)に寄せられた問い合わせの情報が、外に漏れた可能性があります。対象は最大713,126件で、氏名・メールアドレス・問い合わせの内容などです(同じ人の何回かの問い合わせを重ねて数えた件数で、項目は会社によって違います)。i-ask を使っている会社の名前は公表されておらず、情報の悪用などの二次被害は、今のところ確認されていません。

状態
調査中会社が原因や範囲を調べています
流出
流出のおそれ
原因
不正アクセス
公表した日
2026年10月6日
公式の最新の発表
2026年10月6日
techtech.club の最終確認
2026年10月24日
対象と件数
同じサーバーで動いていた利用企業(最大5社)の環境に保存されていた問い合わせの情報。最大713,126件(問い合わせごとの延べ件数で、同じ人の複数回の問い合わせを重ねて数えている)。実際の人数は名寄せで確かめている。利用企業の名前は公表していない

あなたが対象か

  • i-ask を使っている会社の窓口に、問い合わせをしたことがある人。対象は、同じサーバーで動いていた最大5社の分です
  • 対象の会社の名前は公表されていません。対象の人には、その会社とスカラコミュニケーションズが連携して連絡するとしています
  • i-ask を使っている会社のうち、該当する会社には、スカラコミュニケーションズが2026年10月3日のうちに報告しています

やること

全員

  1. スカラコミュニケーションズや、問い合わせをした会社を名乗る不審なメールや電話が来たら、書かれたURLや添付ファイルを開かない

    漏れた情報を使って、本物らしく見せた連絡が送られることがあるため

  2. パスワードなどの大事な情報を伝えない

  3. 心当たりのない連絡は、問い合わせをした会社の公式サイトなどで調べた正しい窓口に問い合わせて確かめる

対象の人

  1. 問い合わせをした会社とスカラコミュニケーションズからの連絡を待つ

困ったときの問い合わせ先

スカラコミュニケーションズ 内部統制・情報セキュリティ推進本部(特設窓口):電話 03-6418-3973(平日9時〜17時)、メール incident@scala-com.jp。親会社スカラの発表には、内部統制・情報セキュリティ推進本部の電話番号として 03-6418-3960(土日祝を除く9時〜17時)が載っています

何が起きたか

経緯

入り口(経路)
i-ask の管理サイトへの不正なログイン。会社が管理するサーバーに不正なプログラムを置かれた
起きた期間
2026-10-02 20時30分ごろ〜2026-10-03 8時ごろ
会社が気づいた日
2026-10-03

漏れた、または漏れたおそれのある情報

個人情報
利用企業に寄せられた問い合わせの情報(氏名・メールアドレス・問い合わせの内容など。項目は利用企業によって違う)

会社の対応

2026-10-03 朝、データベースの監視の警告をきっかけに調べ始め、同じ日の8時ごろに不正アクセスを遮断した。該当する利用企業には同じ日に報告した。不正ログインに使われたアカウントのパスワードを変え、攻撃元のIPアドレス(インターネット上で通信の送り元を示す番号)からのアクセスを遮断し、置かれた不正なプログラムを隔離した。全環境の管理者アカウントのパスワードを変え、アップロードされたファイルをプログラムとして動かせない設定にした。常に監視を続けている。外部の専門調査機関とフォレンジック調査を進めている。今後、管理者の認証の強化(パスワードに加えて別の方法でも本人かを確かめる多要素認証など)、環境の分離、監視の強化、第三者による定期的な脆弱性診断(攻撃の入り口になる弱いところが無いかの点検)などを行う。親会社の株式会社スカラは、グループの対策本部を設けた。二次被害は、現時点で確認されていない

届け出

個人情報保護委員会へ報告した。警察に相談した

このページの言葉の意味

FAQシステム
よくある質問と答えを見せたり、問い合わせを受け付けたりするしくみ
管理サイト
サービスの設定やデータを管理するための、管理者向けの画面
サーバー
サービスやWebサイトのデータを置いて動かしているコンピューター
名寄せ
同じ人のデータが何件もあるとき、1人分にまとめて数え直すこと
二次被害
漏れた情報が悪用されて、あとから起きる被害(詐欺や不正な利用など)
フォレンジック調査
パソコンやサーバーに残った記録を調べて、何が起きたかを明らかにする調査
不正アクセス
許されていない人が、盗んだパスワードやシステムの弱いところを使って、システムに入り込むこと
不正ログイン
他人のIDとパスワードを使って、本人のふりをしてログインすること
脆弱性
システムやソフトの作りの弱いところ。攻撃の入り口に使われることがある
ログ
いつ、だれが、何をしたかの記録
IPアドレス
インターネットにつながる機器に割り当てられる、住所にあたる番号
脆弱性診断
システムに弱いところが無いかを、専門の方法で調べること
データベース
情報を整理して保存しておく仕組み
多要素認証
パスワードに加えて、スマートフォンに届く番号などでも本人を確かめる仕組み
アカウント
サービスを使うための、その人専用の入り口(IDとパスワードなど)
個人情報保護委員会
個人情報の扱いについて、会社などを監督する国の機関

これまでの経過

公式の発表と、techtech.club が確かめたこと・直したことを、新しい順に並べています。

  1. techtech.club

    公式の発表を確かめた。新しい発表は無かった

  2. techtech.club

    公式の発表を確かめた。新しい発表は無かった

  3. techtech.club

    techtech.club で掲載を始めた

  4. techtech.club

    記録の内容を直した

  5. techtech.club

    読む人向けの解説を書いた

  6. 公式

    第一報「FAQシステム「i-ask」への不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ」を公表

  7. 公式

    続報「当社連結子会社における不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ」を公表

出典(公式発表)

  1. 第一報FAQシステム「i-ask」への不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ公開 2026年10月6日
  2. 続報当社連結子会社における不正アクセスによる個人情報漏えいに関するお詫びとお知らせ公開 2026年10月6日