SONICWIRE の不正アクセス(2026年10月)
公式の最新の発表 2026年10月22日techtech.club の最終確認 2026年10月24日
要点
クリプトン・フューチャー・メディアが運営する「SONICWIRE」と「D2R」が不正アクセスを受け、会社の調べで、SONICWIRE の会員 362,137件の氏名・メールアドレス・ハッシュ化されたパスワードなどが見られ、取られたことが確認されました(2026年10月22日の更新)。ほかに、2021年11月19日までに領収書・請求書・見積書を出すときに入れた会社名・氏名・住所・電話番号など 671件と、ニュースレターだけを購読している人のメールアドレスなど 11件も対象です。クレジットカードの情報が漏れた可能性は無いとしていて、サービスは新しいサーバーで作り直し、2026年11月1日までの再開を目指しています。
- 状態
- 調査中会社が原因や範囲を調べています
- 流出
- 流出あり(会社が確認)
- 原因
- 不正アクセス
- 公表した日
- 2026年10月19日
- 公式の最新の発表
- 2026年10月22日
- techtech.club の最終確認
- 2026年10月24日
- 対象と件数
- SONICWIRE の会員の登録情報 362,137件。2021-11-19 までに領収書・請求書・見積書を出すときに入れた情報 671件。ニュースレターだけの購読者(会員を除く)11件(この項に、該当する人には 2026-11-06 までに連絡すると書かれている)。D2R の登録店舗は、2026-10-19 の発表では対象としていた(件数は記載なし。対象の店舗には個別に連絡している)が、2026-10-22 の更新の確認した一覧には書かれていない
あなたが対象か
- SONICWIRE の会員(362,137件)
- 2021年11月19日までに、領収書・請求書・見積書を出すときに情報を入れた人(671件)
- SONICWIRE のニュースレターだけを購読している人(会員でない人。11件。この項に、該当する人には2026年11月6日までに連絡すると書かれています)
- D2R に登録している店舗(2026年10月19日の発表では対象としていましたが、10月22日の更新の、取られたと確認した情報の一覧には書かれていません)
- 対象の人には、登録したメールアドレスに、おわびと案内のメールが順に届きます
やること
SONICWIRE・D2R に登録している人
SONICWIRE や D2R と同じメールアドレスとパスワードの組み合わせをほかのサービスでも使っているなら、そのサービスのパスワードをすぐに変える
ハッシュ化されたパスワードは元に戻しにくいが、もし戻されると、同じ組み合わせでほかのサービスにログインされるおそれがあるため
不審なメールやSMSにある、URLや添付ファイルを開かない
漏れた情報が悪用され、会社などを装った不審なメールが届く可能性があると、会社が注意を呼びかけているため
不審なメールや連絡に、個人情報やパスワードを入れたり答えたりしない
サービスが再開したら、最初のログインのときにパスワードを設定し直す
会社が、アカウントを守るために全員のパスワードを無効にしたため(2026年11月1日までの再開を目指しています)
困ったときの問い合わせ先
クリプトン・フューチャー・メディアの、この件のユーザー向けの問い合わせ窓口(フォーム:https://www.crypton.co.jp/cfm/inquiry-general)
何が起きたか
経緯
- 入り口(経路)
- 記載なし(原因を調べている)
- 会社が気づいた日
- 2026-10-17
漏れた、または漏れたおそれのある情報
- 個人情報
- SONICWIRE の会員(362,137件):氏名・メールアドレス。2021-11-19 までに、領収書・請求書・見積書を出すときに入れた情報(671件):会社名・所属名・氏名・住所・電話番号(入れるのが任意の項目もあり、人によって対象の項目が違う)。ニュースレターだけの購読者(会員を除く。11件):メールアドレス
- 認証情報
- SONICWIRE の会員の、ハッシュ化されたパスワード(ソルト付きのハッシュの値だけ)
- そのほか
- システムが付けた識別の情報(登録日・最後にログインした日・購読した日時など)
- そのほか
- D2R の登録店舗:2026-10-19 の発表では、氏名・店舗名・ログインID・ハッシュ化されたパスワードが見られたり取られたりした可能性があるとしていた。2026-10-22 の更新の、取られたと確認した情報の一覧には、D2R の登録店舗は書かれていない
- そのほか
- 含まれないもの:クレジットカードの情報(会社のシステムで一切持っておらず、決済のプログラムの改ざんも無いと確かめた。漏れた可能性は無いとしている)。ライセンス登録済みのシリアル番号(取られていないと確かめた)。SONICWIRE 関連のECストアからの情報の漏えいは無かったと確かめた
会社の対応
2026-10-17 の20時ごろに不正アクセスの可能性を確かめた。すぐに、被害を受けたアカウントを無効にし、社内のドメインへの接続をIPアドレスで制限するなどの緊急の措置を取った。同じ日の23時39分ごろ、SONICWIRE と D2R のサーバーを止めた。調べるため、SONICWIRE 関連のECストア(https://ec.crypton.co.jp/)も止めている。全員のパスワードを無効にした。会社のほかのサービスも含めてセキュリティの対策を強め、監視を続けている。対応を終えた後の不正アクセスは確認されていない。再開の時期は、2026-10-19 の時点で決まっていなかった。対象の人には、登録したメールアドレスに、おわびと案内のメールを順に送っている。2026-10-22 の更新で、調べた結果、第三者に見られ、取られた情報を確認した。クレジットカードの情報は会社のシステムで一切持っておらず、決済のプログラムの改ざんも無いことを確かめ、クレジットカードの情報が漏れた可能性は無いとしている。ライセンス登録済みのシリアル番号が取られていないことと、SONICWIRE 関連のECストアから情報が漏れていないことも確かめた。調べた結果をふまえて対策を足し、新しいサーバーでシステムを作り直している。準備が整いしだい再開する予定で、2026-11-01 までの再開を目指している(詳しい日程は決まりしだい知らせる)。ECストアの復旧の目途は決まっていない。外部の専門機関への依頼を含めて詳しい調査を続け、セキュリティの対策・監視の体制・情報の管理の体制をさらに厳しくする
届け出
警察に第一報を入れた(2026-10-18)。個人情報保護委員会へ報告した(2026-10-19)
このページの言葉の意味
- 不正アクセス
- 許可のない人が、他人のシステムに入り込むこと
- ハッシュ化
- パスワードを、元の文字に戻しにくい形に変えて保存すること
- ソルト付きのハッシュ
- パスワードに、利用者ごとに違う文字を足してからハッシュ化すること。同じパスワードでも、違う値になる
- ニュースレター
- 登録した人に届く、お知らせのメール
- SMS
- 携帯電話の番号あてに送られる、短いメッセージ
- ドメイン
- インターネットや社内のネットワークで、サイトや会社のまとまりを見分けるための名前(example.co.jp のようなもの)
- シリアル番号
- ソフトなどの製品ごとに付く、利用の登録に使う番号
- ECストア
- インターネットで物やソフトを売る店
- サーバー
- サービスを動かしたり、データを置いたりしているコンピュータ
- ログ
- いつ、だれが、何をしたかの記録
- IPアドレス
- インターネットにつながる機器に割り当てられる、住所にあたる番号
- アカウント
- サービスを使うための、その人専用の入り口(IDとパスワードなど)
- 個人情報保護委員会
- 個人情報の扱いについて、会社などを監督する国の機関
これまでの経過
公式の発表と、techtech.club が確かめたこと・直したことを、新しい順に並べています。
- techtech.club
記録の内容を直した
- techtech.club
読む人向けの解説を直した
- 公式
- techtech.club
公式の発表を確かめた。新しい発表は無かった
- techtech.club
techtech.club で掲載を始めた
- 公式
出典(公式発表)
- 第一報不正アクセスによるお客様情報漏えいの可能性に関するお知らせ公開 2026年10月19日
- 続報不正アクセスによるお客様情報漏えいのお詫びとお知らせ(26/10/22更新)公開 2026年10月22日