TEMAIRAZU の不正アクセス(2026年9月)
公式の最新の発表 2026年10月9日techtech.club の最終確認 2026年10月24日
要点
宿泊施設が使う予約管理システム「TEMAIRAZU」に不正アクセスがあり、そのシステムを使う宿泊施設に予約した人の情報が、他人に見られたか取られた可能性があります。対象は最大で約445万人で、名前・電話番号・メールアドレスと、泊まる施設の名前・チェックインとチェックアウトの日・宿泊料金などの予約の情報が含まれます。予約した人には宿泊施設や予約サイトを装った不審なメッセージが届いていて、会社はクレジットカード情報などをだまし取るフィッシング詐欺とみています。
- 状態
- 調査中会社が原因や範囲を調べています
- 流出
- 流出のおそれ
- 原因
- 不正アクセス
- 公表した日
- 2026年9月28日
- 公式の最新の発表
- 2026年10月9日
- techtech.club の最終確認
- 2026年10月24日
- 対象と件数
- TEMAIRAZU を使う宿泊施設に予約した人(宿泊者)。最大で約445万人(見られたか取られた可能性がある宿泊予約の情報の対象者の数)
あなたが対象か
- TEMAIRAZU を使っている宿泊施設に予約した人(公式発表には、どの宿泊施設が使っているかの一覧はありません)
- TEMAIRAZU を使っている宿泊施設
- 宿泊予約サイト(OTA)の会社と、TEMAIRAZU とシステムをつないでいる会社
やること
宿泊施設に予約した人
宿泊施設や予約サイトを名乗るメッセージで、予約の確認や事前のチェックインを理由に外のサイトへ誘うもの、予約の維持などを理由に支払いを求めるもの、カード情報や個人情報の入力を求めるもの、「すぐに手続きが必要」と急がせるものに気をつける
宿泊施設や予約サイトを装ったメッセージが、WhatsApp などのメッセージアプリやメール、SMS で届いているため
そうしたメッセージにあるURLやリンクを開かない
クレジットカード情報や個人情報を入れず、返信もしない
メッセージの指示に従って、支払いや送金をしない
予約の中身や支払いを確かめたいときは、メッセージにある連絡先は使わず、予約した宿泊施設か予約サイトの公式の窓口に問い合わせる
不審なサイトにクレジットカード情報を入れてしまったら、すぐにカード会社に相談する
TEMAIRAZU を使っている宿泊施設
予約した人から不審なメッセージについて聞かれたら、URLを開かず、個人情報やカード情報を入れないよう伝える
TEMAIRAZU のログインパスワードを変える
さらに安全を保つために、念のため変えるよう会社が求めているため
管理画面で、身に覚えのないログインや、意図しない登録内容の変更を見つけたら、すぐに手間いらずに連絡する
宿泊予約サイト(OTA)の会社と、システムの接続先の会社
自社の管理画面で、身に覚えのないログイン、アカウントや権限の設定の意図しない変更、送金先の口座などの登録情報の意図しない変更、不審なメッセージや操作の履歴が無いかを確かめる
不審なことを見つけたら、手間いらずに知らせる
困ったときの問い合わせ先
手間いらずの緊急ヘルプデスク(メール helpdesk@temairazu.com)
何が起きたか
経緯
- 入り口(経路)
- 記載なし(具体的な手法は、セキュリティ上の理由で公表しないとしている)
漏れた、または漏れたおそれのある情報
- 個人情報
- 宿泊者の氏名・電話番号・メールアドレス
- 取引の情報
- 宿泊予約の情報(宿泊施設名・チェックイン日・チェックアウト日・宿泊料金など)
- そのほか
- 予約した人に、宿泊施設や宿泊予約サイトなどを装った不審なメッセージが届いている。会社は、不正アクセスに関連するとみられるとし、クレジットカード情報などをだまし取るフィッシング詐欺とみられるとしている
- そのほか
- 含まれないもの:クレジットカード情報と宿泊予約サイトのログイン情報(会社は持っていない)
会社の対応
2026-09-21 深夜ごろから、複数の宿泊施設から、予約した人に不審なメッセージが届いていると連絡を受け、調べ始めた。調べる中で、自社システムへの不正アクセスを確かめた。すぐにアクセスの遮断などで被害の広がりを防ぎ、原因を調べ始めた。原因を特定し、それを解消する対策を終えた。アクセスの制御と監視の体制を強め、監視を続けている。2026-09-24 午前10時58分ごろにシステムの一部の機能を一時止め、対策をしたうえで同じ日の午後9時48分ごろに再開した(予約・在庫・料金の連携の仕組み全体は止めていない)。TEMAIRAZU は通常どおり使える。宿泊施設を通じて予約した人に注意を呼びかけ、宿泊施設と関係各社に情報を共有した。不審なメッセージの送信の状況を調べ、被害の広がりを防ぐ対応を進めている。外部のセキュリティの専門機関に調査と分析を頼み、原因と影響の範囲を検証している
届け出
個人情報保護委員会へ報告した。警察に通報・相談した
このページの言葉の意味
- 不正アクセス
- 許可のない人が、他人のシステムに入り込むこと
- フィッシング詐欺
- 本物そっくりのにせの連絡やサイトで、カード情報などをだまし取る詐欺
- OTA
- インターネットで宿の予約を受け付ける、宿泊予約サイト
- 管理画面
- サービスの設定や予約を管理するための、事業者向けの画面
- SMS
- 携帯電話の番号あてに届く、短いメッセージ
- フィッシング
- 本物そっくりのメールやサイトで、パスワードやカードの番号を入力させてだまし取る手口
- ログ
- いつ、だれが、何をしたかの記録
- アカウント
- サービスを使うための、その人専用の入り口(IDとパスワードなど)
- 個人情報保護委員会
- 個人情報の扱いについて、会社などを監督する国の機関
これまでの経過
公式の発表と、techtech.club が確かめたこと・直したことを、新しい順に並べています。
- techtech.club
公式の発表を確かめた。新しい発表は無かった
- techtech.club
公式の発表を確かめた。新しい発表は無かった
- techtech.club
techtech.club で掲載を始めた
- techtech.club
公式の続報「当社システムへの不正アクセスに関する経過および対応について(第二報)」を反映した
- techtech.club
公式の続報「当社システムへの不正アクセスに関する調査状況および対応について」を反映した
- techtech.club
読む人向けの解説を書いた
- 公式
- 公式
- 公式
出典(公式発表)
- 第一報不審なメッセージおよび当社システムへの不正アクセスに関するお詫びとお知らせ公開 2026年9月28日
- 続報当社システムへの不正アクセスに関する経過および対応について(第二報)公開 2026年10月7日
- 続報当社システムへの不正アクセスに関する調査状況および対応について公開 2026年10月9日