投資・金融日本

かんぽ生命のAI・ITツール活用事例

日本郵政グループの生命保険会社。「かんぽ」のブランドで、個人と法人に生命保険を提供する。

金融・保険従業員1,000人以上東京都上場

かんぽ生命は、どう変わったか

  1. 報道業務の置き換え

    50分かかった営業報告をAIで10分に

    キーマンズネットの報道

  2. ITの方針

    AIを使うシステム開発のルールと進め方(AIへの指示の仕方・成果物の作り方・品質の確かめ方・人とAIの役割分担)を独自の開発標準「かんぽスペック駆動開発標準」にまとめ、実際の開発で得た知見を足し続ける

    2026年9月時点報道記録を見る

  3. 問い合わせ次世代コンタクトセンターシステム(製品名の記載なし。クラウドと SaaS、音声認識と生成AIで構築)

    問い合わせの通話をその場で文字にして AI が応対記録を要約する仕組みを入れ、応対後の事務処理の時間を最大約70%減らすと見込む

    2026年2月時点乗り換え元:オンプレミスの環境会社自身の発表記録を見る

報道は各媒体から、記録は公開情報から、techtech.club が集めたものです。

かんぽ生命が仕事で使っているAI・ITツール

公開情報をもとに、techtech.club が仕事ごとに整理しています。

ITの方針

生成AIは使うか使わないかではなく、どう使うかで議論した。自社で開発せず、技術の進歩に合わせて機能の追加が速い専門のサービスを選び、個人情報の扱いなどの社内規則を新たに決めてから使っている

出典の時点は不明(2026年10月13日に掲載を確認)

出典革新を生む挑戦。かんぽ生命の生成AI活用戦略とその実践(Graffer AI Solution の導入事例。AIsmiley に掲載)(道具の会社の導入事例)

社内の連絡と共有

会議

書く・調べる

文章・資料づくり

Graffer AI Studio

保険の商品やサービスを企画する部署で、文章の要約や資料の構成案づくり、アイデア出しに生成AIを先に使い始め、2023年12月から順に部署を広げる計画にした

2023年10月の会社自身の発表の時点 · 2023年10月から · 対象:保険商品・サービスを企画・開発する部署(本社の部署が対象)

出典企画業務の生産性向上・高度化を目的とした生成AIの導入(プレスリリース)(会社自身の発表・2023年10月16日公開)

お客の対応

問い合わせ

次世代コンタクトセンターシステム(製品名の記載なし。クラウドと SaaS、音声認識と生成AIで構築)

問い合わせの通話をその場で文字にして AI が応対記録を要約する仕組みを入れ、応対後の事務処理の時間を最大約70%減らすと見込む

2026年2月の会社自身の発表の時点 · 2026年1月から · 対象:郵便局などからの問い合わせを受けるヘルプデスク(2026年3月からコールセンターにも) · 乗り換え元:オンプレミスの環境 · 乗り換え先:クラウドと SaaS で作った仕組み

出典次世代コンタクトセンターシステムの導入について(プレスリリース)(会社自身の発表・2026年2月20日公開)

ITの土台

パソコンとスマホの管理

テレワーク用のモバイル端末と業務用の携帯電話(製品名の記載なし。リモートデスクトップ方式)

在宅勤務とモバイルワークの対象の全社員にテレワーク用の端末と業務用の携帯電話を貸し、リモートデスクトップで社内の自席のパソコンにつないで仕事をしている

2021年7月の報道の時点 · 対象:テレワークの対象の全社員(非正規社員・派遣社員も含む)

出典株式会社かんぽ生命保険のテレワークの事例(厚生労働省 テレワーク総合ポータルサイト)(報道)

作る

プログラムを書く

IBM Bob(日本IBM のソフトウェア開発向けAIエージェント)と ALSEA

AIへの指示や品質の確かめ方を決めた独自の開発標準の下で AI エージェントにシステム開発を手伝わせ、開発の工数を従来の半分にすることを目指す

2026年9月の報道の時点 · 対象:システム開発の現場 · 試している

出典かんぽ生命、AI駆動開発で開発標準を刷新、工数5割減目指す(IT Leaders)(報道・2026年9月15日公開)