かんぽ生命のAI・ITツール活用事例
日本郵政グループの生命保険会社。「かんぽ」のブランドで、個人と法人に生命保険を提供する。
金融・保険従業員1,000人以上東京都上場
かんぽ生命は、どう変わったか
報道業務の置き換え
ITの方針
AIを使うシステム開発のルールと進め方(AIへの指示の仕方・成果物の作り方・品質の確かめ方・人とAIの役割分担)を独自の開発標準「かんぽスペック駆動開発標準」にまとめ、実際の開発で得た知見を足し続ける
問い合わせ次世代コンタクトセンターシステム(製品名の記載なし。クラウドと SaaS、音声認識と生成AIで構築)
問い合わせの通話をその場で文字にして AI が応対記録を要約する仕組みを入れ、応対後の事務処理の時間を最大約70%減らすと見込む
報道は各媒体から、記録は公開情報から、techtech.club が集めたものです。
かんぽ生命が仕事で使っているAI・ITツール
公開情報をもとに、techtech.club が仕事ごとに整理しています。
ITの方針
生成AIは使うか使わないかではなく、どう使うかで議論した。自社で開発せず、技術の進歩に合わせて機能の追加が速い専門のサービスを選び、個人情報の扱いなどの社内規則を新たに決めてから使っている
出典の時点は不明(2026年10月13日に掲載を確認)
出典革新を生む挑戦。かんぽ生命の生成AI活用戦略とその実践(Graffer AI Solution の導入事例。AIsmiley に掲載)
AIを使うシステム開発のルールと進め方(AIへの指示の仕方・成果物の作り方・品質の確かめ方・人とAIの役割分担)を独自の開発標準「かんぽスペック駆動開発標準」にまとめ、実際の開発で得た知見を足し続ける
2026年9月の報道の時点
社内の連絡と共有
会議
複数の Web会議ツール(製品名の記載なし)
テレワークの導入に合わせて Web 会議の利用を広げ、2018年と2021年の4〜7月を比べて全社の旅費を約70%減らした
2021年7月の報道の時点 · 対象:全社(センシティブな情報を集中的に扱う一部の部署を除く)
書く・調べる
文章・資料づくり
Graffer AI Studio
保険の商品やサービスを企画する部署で、文章の要約や資料の構成案づくり、アイデア出しに生成AIを先に使い始め、2023年12月から順に部署を広げる計画にした
2023年10月の会社自身の発表の時点 · 2023年10月から · 対象:保険商品・サービスを企画・開発する部署(本社の部署が対象)
- ほかの30社の文章・資料づくりのやり方と事例 →
- techtech.club で試した記録AIに私らしい文章生成を。指示ではなく、任せる環境を整えた話(ハーネスライティング) →
- techtech.club で試した記録Claudeでパワポ作成。いつものひな形のまま8枚を30分で →
お客の対応
問い合わせ
次世代コンタクトセンターシステム(製品名の記載なし。クラウドと SaaS、音声認識と生成AIで構築)
問い合わせの通話をその場で文字にして AI が応対記録を要約する仕組みを入れ、応対後の事務処理の時間を最大約70%減らすと見込む
2026年2月の会社自身の発表の時点 · 2026年1月から · 対象:郵便局などからの問い合わせを受けるヘルプデスク(2026年3月からコールセンターにも) · 乗り換え元:オンプレミスの環境 · 乗り換え先:クラウドと SaaS で作った仕組み
ITの土台
パソコンとスマホの管理
テレワーク用のモバイル端末と業務用の携帯電話(製品名の記載なし。リモートデスクトップ方式)
在宅勤務とモバイルワークの対象の全社員にテレワーク用の端末と業務用の携帯電話を貸し、リモートデスクトップで社内の自席のパソコンにつないで仕事をしている
2021年7月の報道の時点 · 対象:テレワークの対象の全社員(非正規社員・派遣社員も含む)
作る
プログラムを書く
IBM Bob(日本IBM のソフトウェア開発向けAIエージェント)と ALSEA
AIへの指示や品質の確かめ方を決めた独自の開発標準の下で AI エージェントにシステム開発を手伝わせ、開発の工数を従来の半分にすることを目指す
2026年9月の報道の時点 · 対象:システム開発の現場 · 試している