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ZOZOのAI・ITツール活用事例

ファッションの通販サイト「ZOZOTOWN」や、コーディネートのアプリ「WEAR」を運営する日本の企業。体を3Dで測る「ZOZOFIT」を米国などで展開する。

ネット通販従業員1,000人以上千葉県上場

ZOZOは、どう変わったか

  1. ITの方針

    生成AIの道具は、入力を学習させない設定(オプトアウト)を必須にし、会社のメールアドレスでアカウントを発行する。未承認の利用は禁止し、生成結果は人のチェックを通す。著作権・肖像権・商標の侵害に注意する

    2026年7月時点会社自身の発表記録を見る

  2. 文章・資料づくりChatGPT Enterprise

    全社に広げる前に特定の部署で試し、聞き取りで月9〜16時間の削減が出たため、減らせる工数と月額の費用を比べて全社への展開を決めた

    2026年7月時点会社自身の発表記録を見る

  3. プログラムを書くコーディングAI(GitHub Copilot・Claude Code・Codex など)

    AIの開発の道具を広げ、使う前の2025年4〜6月と比べて開発工数あたりの変更行数が2.05倍、タスク完了数が1.98倍、ドキュメントの作成数が2.15倍になった(開発部門の平均)

    2026年7月時点会社自身の発表記録を見る

公開情報をもとに、techtech.club が整理しています。

ZOZOが仕事で使っているAI・ITツール

公開情報をもとに、techtech.club が仕事ごとに整理しています。

ITの方針

生成AIの道具は、入力を学習させない設定(オプトアウト)を必須にし、会社のメールアドレスでアカウントを発行する。未承認の利用は禁止し、生成結果は人のチェックを通す。著作権・肖像権・商標の侵害に注意する

2026年7月の会社自身の発表の時点

出典情シスと開発の壁を越える 〜ZOZOが実践する「攻めと守りを両立させる」AI時代のIT基盤戦略〜(IT Strategy Summit 2026 の登壇資料。ZOZO の公式アカウント)(会社自身の発表・2026年7月16日公開)

生成AIの道具を入れるときは、入力を学習されない設定ができること、退職者のアカウントを管理できること、経済安全保障上の懸念国・地域にデータを置かないこと、反社チェック、情報セキュリティ部と法務部のチェックを通ることを必須にしている

2026年7月の会社自身の発表の時点

出典情シスと開発の壁を越える 〜ZOZOが実践する「攻めと守りを両立させる」AI時代のIT基盤戦略〜(IT Strategy Summit 2026 の登壇資料。ZOZO の公式アカウント)(会社自身の発表・2026年7月16日公開)

スマホから会社の端末を遠隔で動かす機能(Remote Control)や、AIがPCの画面を自分で操作する機能(Computer Use)は、管理の外の操作経路で自律性が高すぎるとして止めている(整うまでの保留)

2026年7月の会社自身の発表の時点

出典情シスと開発の壁を越える 〜ZOZOが実践する「攻めと守りを両立させる」AI時代のIT基盤戦略〜(IT Strategy Summit 2026 の登壇資料。ZOZO の公式アカウント)(会社自身の発表・2026年7月16日公開)

ZOZOグループの全エンジニアに、開発AIエージェントの費用を1人あたり月額200米ドルを基準に会社が出す。Claude Code や Gemini CLI などを決められた範囲で選んで使え、導入前に調査・検証して利用ガイドラインを作った

2025年7月の会社自身の発表の時点

出典ZOZO、開発AIエージェントを全エンジニアに導入(プレスリリース)(会社自身の発表・2025年7月29日公開)

社内の手続き

仕事のつなぎ込み(自動化)

MCP のコネクタ(Gmail・Google Drive・Slack・Jira/Confluence・Box・Google カレンダー)

生成AIと社内の道具をつなぐ仕組みを、一元管理するアカウントで参照から段階的に開け、取り返しのつかない削除は Google カレンダー以外すべて不可にしている

2026年7月の会社自身の発表の時点 · 対象:全社

出典情シスと開発の壁を越える 〜ZOZOが実践する「攻めと守りを両立させる」AI時代のIT基盤戦略〜(IT Strategy Summit 2026 の登壇資料。ZOZO の公式アカウント)(会社自身の発表・2026年7月16日公開)

書く・調べる

文章・資料づくり

全社に広げる前に特定の部署で試し、聞き取りで月9〜16時間の削減が出たため、減らせる工数と月額の費用を比べて全社への展開を決めた

2026年7月の会社自身の発表の時点 · 2025年8月から · 対象:全社(先に特定の部署で試験導入)

資料作成などの業務を変える効果が大きいとして、エンジニア部門だけで使っていたものを、非エンジニアも含む全社に広げた

2026年7月の会社自身の発表の時点 · 2026年6月から · 対象:非エンジニアも含む全社

出典情シスと開発の壁を越える 〜ZOZOが実践する「攻めと守りを両立させる」AI時代のIT基盤戦略〜(IT Strategy Summit 2026 の登壇資料。ZOZO の公式アカウント)(会社自身の発表・2026年7月16日公開)

ITの土台

アカウントの管理

部署ごとに ChatGPT Team の契約が増え、課金も利用の実態もばらばらになったため、企業向けの契約にまとめてIT統括本部が一元管理するようにした

2026年7月の会社自身の発表の時点 · 2025年8月から · 対象:全社

出典情シスと開発の壁を越える 〜ZOZOが実践する「攻めと守りを両立させる」AI時代のIT基盤戦略〜(IT Strategy Summit 2026 の登壇資料。ZOZO の公式アカウント)(会社自身の発表・2026年7月16日公開)

セキュリティ

AIの開発の道具の管理設定を全端末に配り、rm -rf や .env の読み取りなど危ない操作を、実行の前に割り込む仕組み(hooks)で止めている

2026年7月の会社自身の発表の時点 · 対象:全端末

出典情シスと開発の壁を越える 〜ZOZOが実践する「攻めと守りを両立させる」AI時代のIT基盤戦略〜(IT Strategy Summit 2026 の登壇資料。ZOZO の公式アカウント)(会社自身の発表・2026年7月16日公開)

作る

プログラムを書く

コーディングAI(GitHub Copilot・Claude Code・Codex など)

AIの開発の道具を広げ、使う前の2025年4〜6月と比べて開発工数あたりの変更行数が2.05倍、タスク完了数が1.98倍、ドキュメントの作成数が2.15倍になった(開発部門の平均)

2026年7月の会社自身の発表の時点 · 2023年5月から · 対象:開発部門

試作(PoC)の実装に1週間かかっていたのが1日になったとして、開発部門のエンジニア全員に1人あたり月200ドルで広げた

2026年7月の会社自身の発表の時点 · 対象:開発部門(エンジニア)

出典情シスと開発の壁を越える 〜ZOZOが実践する「攻めと守りを両立させる」AI時代のIT基盤戦略〜(IT Strategy Summit 2026 の登壇資料。ZOZO の公式アカウント)(会社自身の発表・2026年7月16日公開)