できるようになること
| タイミング | できるようになること |
| 30分後 | NotebookLMにソースを投入し、自分の学習スタイルに合った形式でアウトプットを生成できる |
| 2時間後 | 学習内容を自分の言葉で説明できるレベルになる。このプロセスを他の専門分野にも応用できる |
30分後:
- NotebookLMにソースを投入し、自分の学習スタイルに合った形式でアウトプットを生成できる
2時間後:
- 「AIとは何か」を自分の言葉で説明できるレベルになる。このプロセスを他の専門分野にも応用できる
最終アウトプット
今回、NotebookLMで「AIの基礎」を学習した結果、以下のアウトプットが得られた。
| 機能 | アウトプット | 用途 |
| 音声解説 | 約15分のポッドキャスト風音声 | 移動中のながら学習 |
| マインドマップ | AIの全体像を可視化した図 | 構造的な理解 |
| インフォグラフィック | 要点を1枚にまとめた画像 | サクッと概要把握 |
| レポート | 詳細な解説文書 | じっくり読みたいとき |
| チャット | チャットで会話 | 疑問の即時解消 |
| フラッシュカード | 単語カード | 学習の定着確認 |
| クイズ | 4択クイズ | 学習の定着確認 |
※アウトプットされたファイルは以下に記載。
結論
NotebookLMは「正しい情報源から、短時間で、自分に合った方法で学ぶ」ための最適解だ。
向いている人:
- 新しい分野を短時間で理解したい人
- ハルシネーションが怖くて、AIに学習を任せられなかった人
- 通勤時間や隙間時間を学習に使いたい人
- 体系的に全体像を掴んでから詳細に入りたい人
向いていない人:
- 最新情報をリアルタイムで追いたい人(ソースを自分で用意する必要がある)
- そもそも良質なソースを探す時間がない人
結論として、「信頼できるソースさえ用意できれば、学習効率は劇的に上がる」と言える。
ソースはNotebookLM上で検索もできるため、「なにを学習したいか」だけ整理されていればすぐに開始できる。
注意点として、アウトプットされるスライドや音声は、一部日本語に違和感があるところがあるが、たまに発見する「誤字脱字」程度。学習においてはそこまで気になるものではない。
具体的な使用方法と手順
ソースを選定・収集する
学びたい分野について、信頼できる情報源を集める。NotebookLMは投入されたソースからしか回答しないため、ソースの質が学習の質を決める。
ソース選定の基準:
- 公式ドキュメント、公式ブログ(一次情報)
- 信頼できるメディアの解説記事
- 書籍(PDFやGoogle Docsにしたもの)
- 専門家のブログやホワイトペーパー
今回、私は「AIの基礎」を学習するために、AIモデルをリリースするGoogleやOpenAIなどの論文を中心にソースを集めた。論文と聞くと難しそうだが、「arXiv」というサイトでは無料で読める。
またNotebookLM上でソースが検索したり、Google検索やChatGPTなどのAIツールで情報を探しても良い。

注意点:
- ソースは複数あったほうが多角的に学べる(5本以上を推奨する)
対応しているソース:
- URLを直接入力
- テキストのコピペ
- YouTubeのURL
- Googleドライブのファイル(Googleスライド、スプシ、ドキュメント)
- 各種ファイル(音声、画像、PDF、Wordファイル)

NotebookLMにソースを投入する
NotebookLMにアクセスし、新しいノートブックを作成してソースを追加する。
- NotebookLMにアクセス
- Googleアカウントでログイン
- 「ノートブックを新規作成」をクリック
- 「ソースを追加」から収集したソースを追加

ソースが読み込まれ、左側のパネルにソース一覧が表示される。右側には各種機能(音声解説、マインドマップなど)のメニューが表示される。

注意点:
- ソースの読み込みには数十秒かかる
- 大きなPDFは読み込みに時間がかかる場合がある
- ソースが多すぎると処理が重くなる
- 対応しているファイル形式でも、読み込めないファイルがある(著作権など)
学習スタイルに合った機能を選択し、アウトプットを生成する
ここがNotebookLMの真価を発揮する部分だ。自分の学習スタイルに合わせて機能を選ぶ。
右側のメニュー(Studio)から取得したいアウトプットをクリックするだけ。生成には数秒〜数分かかる。

学習スタイル別のおすすめ:
| 学習スタイル | おすすめ形式 | 特徴 |
| 移動中に耳で学びたい | 音声解説 | ポッドキャスト風。2人の会話形式で聴きやすい |
| まずは全体像を掴みたい | マインドマップ | 概念の構造と関係性を可視化 |
| 短時間で要点だけ知りたい | インフォグラフィック | 1枚の画像で要約 |
| じっくり読んで理解したい | レポート | 詳細な解説文書を生成 |
| スライドで段階的に学びたい | スライド資料 | プレゼン形式で情報密度高め |
【音声解説を生成する場合】
- 右側メニューから「音声解説」をクリック
- 生成を待つ(1〜3分程度)
- 再生ボタンで聴く。ダウンロードも可能
注意点:
- ソース情報が少なすぎるとアウトプットが簡素になる
- 同時生成に対応
- 複数の機能を組み合わせて学習するのは効果的(例:マインドマップで全体像→レポートで深掘り)
生成されたアウトプットで学習する
生成されたアウトプット(音声、マインドマップ、レポートなど)を開いて学習する。
| シーン | 使う機能 |
| 通勤電車の中 | 音声解説を聴く |
| 机に向かえる時間 | マインドマップで全体像を確認→レポートで詳細を読む |
| 隙間時間(20分) | スライド資料で視覚的に読む |
| 隙間時間(5分) | インフォグラフィックで復習 |
音声解説:2人のラジオパーソナリティによる音声解説
音声解説は、詳細な解説・概要を短く・評論によるフィードバック、議論など会話の展開を設定できる。また、ソースの中からどの部分に焦点を当てるかも指定可能。
マインドマップ:概略図を整理

レポート:文章でソースの中身を整理。
スライド資料:横長のスライド資料で視覚的に解説
データ:テーブル形式でデータにして整理。スプシに出力可。
インフォグラフィック:一枚の絵で概略を整理

縦向き・横向き・正方形のレイアウト、簡潔・詳細の学習の深さ、色やスタイルなども指定可能。
チャットで深掘り・疑問を解消する
学習中に生まれた疑問を、チャット機能で即座に解消する。
チャット欄に質問を入力するだけ。ソースに基づいた回答が返ってくる。

プロンプト例:
- 生成AIと従来のAIの違いを、初心者にもわかるように説明してください
- このソースに書かれている「ハルシネーション」とは何ですか?なぜ起きるのですか?
- AIを業務に導入する際のリスクを3つ挙げて、それぞれの対策を教えてください
チャットではソースに基づいた回答が返ってくる。「どのソースのどの部分に基づいているか」が引用として表示されるので、ソース自体が信頼できるものであれば情報も安心して学習できる。
注意点:
- 質問の仕方によって回答の質が変わる。具体的に聞くほど良い回答が得られる
- 「なぜ?」「具体的には?」と深掘りしていくことで理解が深まる
フラッシュカード/クイズで理解度をチェックする
一通りの学習を行ったら、内容が定着しているか、フラッシュカードやクイズで確認する。
右側メニューから「フラッシュカード」または「クイズ」を選択。自動生成された問題に答える。
フラッシュカード:用語とその説明がカード形式で表示される。めくって確認

カードの枚数、難易度、どの部分から出題するかなどを指定可能。
クイズ:選択式の問題が出題される。正解/不正解がわかる

質問の数、難易度、クイズにする出題範囲、どんな目的のクイズにするかなどを指定可能。
注意点:
- 間違えた問題は、チャットで再度質問して理解を深める
- 時間を置いて再度チェックすると定着度がわかる
評価

編集者あとがき
実際に「AIの基礎」をNotebookLMで学んでみた。
正直、最初は「Youtubeを見たほうが早いのでは」と思っていた。しかし、通勤中に音声を聴き、マインドマップで全体像を確認し、チャットで疑問を潰していく、という流れを試してみると、想像以上に頭に入った。Youtubeだと誘惑や広告表示があるため学習にはノイズが多すぎる。
特に良かったのは「チャット」だ。本を読んでいて「ここ、どういう意味?」と思っても、そのまま読み進めてしまうことが多い。NotebookLMなら、その場で聞ける。しかも、ソースに基づいた回答だから信頼できる。これは「問いを立てる力」のトレーニングにもなった。
一方で、ソースの選定が全てだとも感じた。質の低いソースを入れれば、当然アウトプットも質が落ちる。「何を学ぶか」だけでなく「どこから学ぶか」を考える習慣がつくのは、副次的なメリットかもしれない。
次は、会計の基礎をNotebookLMで学んでみようと思っている。決算書の読み方を、信頼できる書籍とIR資料から学ぶ。同じ手順でいける。
ニュースを消費せず、思考に変える習慣。
一人の限界を超えるための、テックメディア。


















