企業日本

KDDIのAI・ITツール活用事例

1984年に創業した日本の電気通信事業の会社。「au」や「UQ」のブランドで通信のサービスを届け、データを使った新しいまちづくりにも取り組む。

通信・放送・出版従業員1,000人以上東京都上場

KDDIは、どう変わったか

  1. ITの方針

    生成AIを入れる前から全社でガバナンスとルールを整え、社内で使うAIの道具は、すべて全社のルールとして決めたガイドラインに沿って作っている

    2025年10月時点報道記録を見る

  2. 文章・資料づくりKDDI AI-Chat(自社で作った生成AIの基盤。ChatGPT がもと)

    法人営業の提案書づくりで、提案先に合わせて用意された指示文(プロンプト)を選ぶと、過去の事例をもとに提案書の骨子を出させている。法人営業部門はこうしたAIの道具を合わせて、実装から1年余りで年間4万6939時間(営業1人あたり月10時間)を減らした

    2025年10月時点報道記録を見る

  3. 会議議事録パックン(グループ会社の KDDIアジャイル開発センターが作った営業支援の生成AI。基盤は Amazon Bedrock の Claude 3 Opus)

    会議の録音・録画や書き起こしのファイルから、参加者・概要・結論・次回の議題に分けた議事録を作らせている。評価では、議事録と提案書の作成時間を最大1時間短縮できた

    2024年9月時点道具の会社の導入事例記録を見る

公開情報をもとに、techtech.club が整理しています。

KDDIが仕事で使っているAI・ITツール

公開情報をもとに、techtech.club が仕事ごとに整理しています。

ITの方針

生成AIは、グループで定めた「KDDIグループAI開発・利活用原則」(2021年8月)に沿ってリスクを評価してから使う。生成AIに特化した社内の手引きも整える

2023年5月の会社自身の発表の時点

出典社員1万人が「KDDI AI-Chat」の利用を開始(会社自身の発表・2023年5月25日公開)

社内の連絡と共有

会議

議事録パックン(グループ会社の KDDIアジャイル開発センターが作った営業支援の生成AI。基盤は Amazon Bedrock の Claude 3 Opus)

会議の録音・録画や書き起こしのファイルから、参加者・概要・結論・次回の議題に分けた議事録を作らせている。評価では、議事録と提案書の作成時間を最大1時間短縮できた

2024年9月の導入事例の時点 · 対象:KDDIの営業担当者(評価での利用) · 試している

出典KDDIアジャイル開発センターの AWS 生成 AI 事例:Amazon Bedrock で営業活動をサポート – 議事録と提案書の作成時間を削減(道具の会社の導入事例・2024年9月6日公開)

社内の手続き

社内の問い合わせ

書く・調べる

文章・資料づくり

KDDI AI-Chat(自社で作った生成AIの基盤。ChatGPT がもと)

法人営業の提案書づくりで、提案先に合わせて用意された指示文(プロンプト)を選ぶと、過去の事例をもとに提案書の骨子を出させている。法人営業部門はこうしたAIの道具を合わせて、実装から1年余りで年間4万6939時間(営業1人あたり月10時間)を減らした

2025年10月の報道の時点 · 2023年5月から · 対象:法人営業部門(KDDI AI-Chat は2023年5月に全社に導入し、利用率は100%近く)

出典KDDI法人事業の好調、背景に「生成AI」の力あり…「ハイパフォーマー営業の会話を分析」「AI使う新人ほど早く結果出す」(報道・2025年10月1日公開)

ai-saku(自社で作った資料づくりの生成AI)

集めた資料をもとに、テンプレートを選ぶだけで、フォントや言葉づかい、「貴社限り」の表記などがそろった資料とサマリーを作らせている

2025年10月の報道の時点 · 対象:法人営業部門

出典KDDI法人事業の好調、背景に「生成AI」の力あり…「ハイパフォーマー営業の会話を分析」「AI使う新人ほど早く結果出す」(報道・2025年10月1日公開)

A-BOSS(自社で作った資料レビューのAI)

企業リサーチの結果や作った資料のレビューを、上司の代わりにさせている。自社のサービスや顧客事例と、市場や競合のニュースの両方を踏まえて返す

2025年10月の報道の時点 · 対象:法人営業部門

出典KDDI法人事業の好調、背景に「生成AI」の力あり…「ハイパフォーマー営業の会話を分析」「AI使う新人ほど早く結果出す」(報道・2025年10月1日公開)

KDDI AI-Chat(自社で作った生成AIのチャット)

文書づくりと制作の仕事の支援に使っている

2023年5月の会社自身の発表の時点 · 2023年5月から · 対象:社員1万人

出典社員1万人が「KDDI AI-Chat」の利用を開始(会社自身の発表・2023年5月25日公開)

調べもの

KDDI AI-Chat(自社で作った生成AIのチャット)

企画の仕事の調べものとアイデア出しに使っている。秘匿情報が外に出ない自社の環境で動かしている

2023年5月の会社自身の発表の時点 · 2023年5月から · 対象:社員1万人

出典社員1万人が「KDDI AI-Chat」の利用を開始(会社自身の発表・2023年5月25日公開)

売る

商談・見積

製品名の記載なし

商談の録音をAIで要約し、営業支援システムに自動でためている。ためた文字起こしは、成績の良い営業の受注した案件としなかった案件の言い回しの違いなどの分析にも使い、見つけたノウハウを研修に取り込んでいる

2025年10月の報道の時点 · 対象:法人営業部門

出典KDDI法人事業の好調、背景に「生成AI」の力あり…「ハイパフォーマー営業の会話を分析」「AI使う新人ほど早く結果出す」(報道・2025年10月1日公開)

議事録パックン(グループ会社のKDDIアジャイル開発センターが作った。基盤は Amazon Bedrock)

議事録から自社の関連商材と他社製品の比較表を作って次の顧客訪問に向けた提案の骨子を出し、案件ごとの活動履歴から日報・週報も作る(議事録と合わせて作成時間を最大1時間縮められた)

2024年9月の導入事例の時点 · 対象:KDDIの営業担当 · 試している

出典KDDIアジャイル開発センターの AWS 生成 AI 事例:Amazon Bedrock で営業活動をサポート – 議事録と提案書の作成時間を削減(道具の会社の導入事例・2024年9月6日公開)

作る

プログラムを書く

KDDI AI-Chat(自社で作った生成AIのチャット)

プログラムを書く仕事に使い、1日がかりだったプログラミングが2~3時間で済むようになったという声が出ている

2024年3月の会社自身の発表の時点 · 2023年5月から · 対象:グループ全体で約1万人が使える(2023年12月の社内アンケートで全社員の7割以上が業務で生成AIを活用)

出典KDDIが実践する「生成AI活用」の現在地と未来 ビジネス展開を見据え、社内プロジェクトを推進(会社自身の発表・2024年3月6日公開)